僕より大きな物を背負っている君へ

「その気持ちは分かるけど皆にちゃんと気配りしてね?」と優雅さんが水を飲んだ後に言った。

「なんか、優雅…お母さん見たい!かっこいい!」
咲瑛さんが目をキラキラさせながら言う。

「いやいや!…そ…そんなことないよ」と耳を赤くして言う。

「まぁまぁ…そろそろ何か乗る?」

まおりちゃんが椅子から立ち上がり、皆に言う。

「メリーゴーランド!」と咲瑛さんが言う。
花都もこくこくと頷く。

「じゃあメリーゴーランドにしよっか」

まおりちゃんがそう言ってメリーゴーランドの方に歩いて行く。

          ♢

メリーゴーランドに着いた。
「でっけーメリーゴーランドだな~」

矢島が言うようにメリーゴーランドが縦に三つ重なった大きなメリーゴーランドがあった。

「早く一緒に乗ろ!」とまおりちゃんが走り出す。

まおりちゃんと一緒に…いやいやだめだろ。

まおりちゃんが三階まで上がったので俺も三階まで上がり、どれに乗るか決めていた。