僕より大きな物を背負っている君へ

『全員揃ったので挨拶しますよ』 

マイクを持った先生が前に立ち挨拶をする。

『いただきます!』

「いただきまーす!」

先生に続き全員で挨拶をした。

皆がいつも通り目の前のご飯をほおばる。

目の前の席にまおりちゃんがいるからなんか気まずい。

「春遠?食べねーの?」

左の席から矢島の声が聞こえた。

「え?いや…食べるけど」と返すと。

「おう!食え食えー!」と言って俺の皿の上に俺が食べれるものをたくさん入れた。

「おぉ…さ…サンキュ」

矢島はニカッ!と笑い。

ご飯をまた食べ始めた。

出来るだけまおりちゃんは見ずにご飯を食べた。

          ♢

「ごちそうさまでした!」

三十分経ち、皆がご飯を終え部屋に戻る。

「いやーやっぱあの六人でいるときが一番楽しいなー」と矢島が不意に言う。