僕より大きな物を背負っている君へ

絶望の淵に膝をつけていた自分の背中に暖かみを感じた。

後ろから両手が伸びており、首に巻き付くように伸びていた。

ゆっくり後ろを振り向いた。

「え…な…んで…」

まおりちゃんがいた。

「どう…して?」

「だって…隣で大きな音が鳴ったら起きるでしょ。で…どうしたの?」

まおりちゃんは俺から離れようとしない。

「もう…俺から離れて…」と言って深く俯く。

「なんで?」動揺も何も見せずに質問してきた。

「…連くんにまおりと話すなって言われてさ…」

「うんうん…」と反応を、みせながらまおりちゃんは俺の話を聞いた。

「どうすればいいか…わかんなくなって…気づいたらここまで走ってた」

「そっ…か」

「だから明日は……」

もう…そうするしか俺には…