僕より大きな物を背負っている君へ

ホテルに着くまでバスでいつもの六人で色々と遊んでいた。

雑談やカードゲームなどなど、一日歩き回ったって言うのにみんなめっちゃ元気だ。

今日のホテルはでっかい展望台みたいな所があって夜空が綺麗らしい。

「お!着いたよ~」

たまたま外を見ていた優雅さんが報告してくれる。

その後は部屋に行き、皆でご飯を食べ…風呂に入って部屋で過ごした。

まおりちゃん達は隣の部屋らしくすぐに遊びに行けるが……

今日は辞めとこう。色々あって疲れてるだろうから。

「いや~楽しかったな~班別研修」

矢島が天井を、見上げながら言う。

花都もこくこくと頷く。

でも俺にとってはあまりいいことばかりの班別研修ではなかった。

どうも何か引っかかる。

まおりちゃんの言っていた文章に、何かメッセージが…いや…さすがにそこまではないはず。

あるとしたら…

「春遠?」矢島が顔を覗かせて名前を呼ぶ。

「なんかお前バスから帰ってきた時からなんか変だよな。なんかあったか?腹壊した?」

相変わらず変なとこ勘がいい矢島だ。