僕より大きな物を背負っている君へ

「ふぁ~…」

まおりちゃんが小さなあくびをした。

「あ…起こしちゃった?ごめ~ん…」

矢島が申し訳無さそうに言う。

ぶっちゃけ今回は助かった。

マジサンキュ

「お!着いた着いた」

矢島が言った数秒後にはバスのドアが開いた。

ぞろぞろと出る乗客と一緒にバスから出て行った。

『ご乗車ありがとうございました』

「ありがとうございました」

そう言ってバスを後にした。

         ♢

「お?見えた見えた。バスだー!」

矢島が三組のバスを見てはしゃぐ。

「もう…暴れないの」と優雅さんが叱る。

「花都~いい加減声出してよ~」

咲瑛さんが花都のナップを掴みぶんぶん振る。

花都は頬を赤らめて首をぶんぶん振る。