僕より大きな物を背負っている君へ

「優雅って男の子に弱いの」と俺だけに聞こえるように言った。

「え?だとしてもあんな動揺する?」

「優雅…矢島のことがたぶん好きなんだと思う」

おっと…これは予想外…

矢島が好きな女子がいるなんて…

「だれにもいわないでね!秘密主義者さん」

「あいよ」と軽く返した。

楽しい会話をしながら歩いて行くのであった。

         ♢

園の一番奥にして、山の頂上についた。

「おぉ…綺麗だね」と呟く。

「うん…綺麗だね」まおりちゃんが小さく呟く。

「そうだ!一人ずつこの景色を背景に写真撮ろうよ!」と咲瑛さんが提案した。

一人ずつ写真を撮る。

すべてまおりちゃんが写真を撮ってくれた。

「あ…まおりどうしよっか…」

優雅さんが異変に気づく。

まおりちゃんを誰が写真を撮るかで迷っていると。

「凍宮の指名でいいんじゃね?」と矢島が後頭部に手を当てて言う。

「誰選ぶ?」

咲瑛さんがまおりちゃんに近づき笑みで言う。

俺は絶対にないな…

そう心の中で呟いた。

「じゃあ…」