僕より大きな物を背負っている君へ

「赤の他人の俺の客観的な目線なんだけどね。まおりちゃんは…長い間…たっくさん抱え込んで、今も『私のせいで…』って抱えてるんだと思うんだ」

まおりちゃんは黙って俺の話を聞く。

「だからもう、抱えなくていいよ。さっきのことは一生記憶に残ると思う。…でも、自分を苦しませる重りにはしないでほしい」

笑みを浮かべてまおりちゃんに言った。

「……本当に……ごめんね……」少しだけ涙がこぼれていた。

「謝ることもないよ。謝るのはもうこれっきり!分かった?」と優しく言う。

「分かった…ありがとう…」

「全然大丈夫。ほら。涙拭いて」

そう言ってハンカチを渡す。

「ありがとう」

これで少しはまおりちゃんの荷が減ったかな。

ゆっくりと動く路面電車でゆっくりしながらまおりちゃんと話した。