僕より大きな物を背負っている君へ

「それをきっかけにアクセサリーを買ったんだね」

納得した表情でなるほどなるほどと、言わんばかりに頷いた。

「はいはい~ただいま」

店の奥からまおりさんが出てきた。

「どうも…まおりさん。まおりさんのおかげであの勾玉買うことにしました。本当にありがとうございます!」

頭を軽く下げて言った。

「全然いいわよ。純粋な恋をするのよ」と言ってくれた。いや…恋をしてるかどうかわからないのに…でもまおりさんの前なら胸をはれる。

「あ…そうそう…これ、お友達と一緒にお食べ」

そう言って美味しそうな肉まんや野菜炒めなどが入った、袋をくれた。

「いやぁ!貰えないですよ…」とまおりさんに言うが…

「いいのよ。たくさん食べて大きくなりぃね」

「…ありがとう…ございます…」

「は~い。修学旅行だっけ?楽しんでね」

少し目にうるっときてしまった。

本当にまおりさんは優しい。