僕より大きな物を背負っている君へ

お店に入ると、キーホルダーや食べ物など…色んな種類のお土産があった。

「私とまおりは、食べ物みてくるね!」と言って、まおりちゃんの手を掴んで「行こっ!」と笑みを浮かべ奥の方に走って行った。

とりあえず、中華街のお土産はカステラと…あと何にしようかな…

少し右に寄りキーホルダー辺りのお土産を見る。

「あ…」と声を出してしまった。

勾玉だ。綺麗な緑色で統一されている。

青や白など…他にも色々な勾玉があったが…

一番綺麗で穏やかな色の勾玉だ。

まるで…まるでまおりちゃんのような穏やかな色だった。

これに決めた。

そう強く思い勾玉を、手にした。

「おや…いい物に手をのばしたね~」

不意に声をかけられ、後ろを振り向く。

年寄りのおばあちゃんだった。

そして、おばあちゃんは口を動かす。