僕より大きな物を背負っている君へ

「じゃあ中華街に行ってご飯食べよっか」

みんなに伝え、中華街の方に歩いて行く。

          ♢

「中華街って何があるっけ?」

まおりちゃんが顎に手をあて、首を傾げる。

「中華街には、しゅうまいとか芋けんぴとか美味しい物がたくさんあるよ」

「しゅうまいか~あっち行って食べてみよ!」

中華街の前には、道路、川、道路って感じで挟まれているから、マップを見れば一瞬で分かる。

「こっちの商店街通りきったら、中華街っぽい」

「腹減ったー…マジで死にそう~」

矢島が駄々をこねて言う。

「後ちょっとって言ってるだろ?我慢しろ」

「う~い」少し俯き返事をする。

商店街は結構賑わっており、人がたくさん居て空間自体は広いけど窮屈だった。

「ん~…」と横から声がした。

「まおりちゃん大丈夫?体調悪い?」

優しく声をかける。