僕より大きな物を背負っている君へ

「よし!写真撮ったし、中華街行こっか」

みんなにそう言うが…

「あ!待って待って!ハートの石!」とまおりちゃんが呼び止める。

「あ~そっか、ごめんごめん」

「しっかりしろよ~副班長っ!」

咲瑛さんが肘で軽く突いてきた。

「じゃあ探して見よっか」

「おー!」全員が空に手を突き上げた。

          ♢

「う~んどこだろう?」

咲瑛さんが首を傾げて言っているところに

「わっかんね~!」と矢島がそれを見上げ、両手で髪をがしがしする。

「ハートだからすぐ分かると思ったんだけどね」

まおりちゃんが後ろで手を組みながら言う。

「う~ん…あ!」

あった…凄く綺麗なハートだ。

「みんな~!あったよ~!」

俺の声にみんなが集まる。

「わぁ!ハートだ!綺麗~」

「こんなに綺麗なんだな」

優雅さんと矢島がいっぺんに感想を言う。

「そうだ!みんなで写真とろ!」と咲瑛さんが手を上げ、提案する。

「じゃあ行くよ!」

その声でみんなが集まる。

「よくある逆ピースしよ!」

「オッケー」とまおりちゃんの提案を受けてピースを逆にする。

「はい!チーズ!」