僕より大きな物を背負っている君へ

「いいってことよ!」

にかっ!と笑顔を作り、優雅さんに向ける。

優雅さんは、少し頬を赤らめ俯いた。

「どうしたー?優雅~?」と咲瑛さんが言う。

「へ!?な…何でもないよ?!」

胸の前で両手をパーにして凄いスピードで振った。

「ふ~ん?そうなんだ…」と咲瑛さんが顎に手を添えて、何かを見透かすような顔をした。

「よし!あとちょっとで駅だから歩いてこー!」

咲瑛さんが気合いを入れ、みんなで一緒に歩き出す。

          ♢

「確か…この先に駅があって、路面電車に乗ってめがね橋の近くの駅に降りてめがね橋って所にに先生達が居るらしい」

この後のスケジュールをみんなで確認しながら、
駅に向かう。

「あ!あれじゃない?駅!」

まおりちゃんが指をさして、俺達に言う。