僕より大きな物を背負っている君へ

「あっ!いたいた。優雅~!」

まおりちゃんが優雅さんを呼び、優雅さんがこちらに走ってくる。

「じゃあ行こっか!」

咲瑛さんがそう言い…班別研修が始まった。

歩道をゆっくり歩きながら、みんなで話をする。

「ついに始まったー!班別研修が!」

矢島が両手を空に突き上げ、叫んだ。

「矢島くんは、いつも元気だね~」

優雅さんがそう言うと…

「そう?俺は通常運転だけど」

手を上げたまま、顔だけ優雅さんに視線を合わせて言う矢島を見て…

「矢島にとって元気が通常運転って優雅さんは言ってるだよ」とツッコミを入れる。

「あ~!そう言うことね~!」

みんなでくすくす笑う。

「あ~あ、たのし~」

腹を抱えながら矢島が笑う。

「よし!まずは教会に行くよ!」

まおりちゃんが元気よく言う。

「おー!」

声を合わせてそう言った。