僕より大きな物を背負っている君へ

平和の公園に着き、学ランを着て、式にいそしむ。

今からすることは、大事な式だ。

ふざける行為など、到底許されない。

…はずなんだけど。

「先生…赤熊が学ランをバスに忘れました」

赤熊が学ランをバスに置いてきてしまったらしい。

ほんと、なにしてるんだか。

「もう…バスには、戻れないのでそのまま出ましょう」

「はい…さあせん」と少ししゃんぼりしていた。

まぁ自業自得だからな~

と、考えていたら式が始まった。

担当の各クラス代表の生徒が千羽鶴を持ち、捧げる。

原爆で亡くなってしまった人は、幸せだったのだろうか。

原爆を落として楽しいのだろか。

生まれ変わって幸せにしているのだろうか。

迷う魂に幸せを…

そう願いながら頭を下げた。

          ♢

そして式が終わり、資料館に歩く俺達であった。