僕より大きな物を背負っている君へ

「他のみんなも、班別研修だからといって気を緩めては、ダメですよ!」

クラス全員声を合わせ「は~い」と言う。

『それでは、出発します』

バスドライバーの人がそう言った瞬間、前の席がグルンと回った。

「ねぇ!なにする?」咲瑛さんがワクワクした表情で、言った。

「なにするって言ってもな~」と腕を組み矢島が言う。

「じゃ…じゃあ!今の所で一番いい三年生の思い出言い合おうよ!」と優雅さんが言う。

「じゃあ!俺から!」と矢島が元気の良く言う。

「えっと~そうだな…春遠がジャンケンで勝ってこのグループが出来たこと!」

「おぉ~いいじゃんいいじゃん!」と咲瑛さんが言う、その勢いで。

「私はねぇ~花都とか、春遠とか、矢島とか、優雅とか、まおりに会えたことかな~」

「みんなに会えてめっちゃ楽しいし、こうやって喋れてるのもすごく嬉しい!」