僕より大きな物を背負っている君へ

「お~い大丈夫ですか~?」と先生が顔を覗かせてきた。

「大丈夫ですよ」

「ほんとに?体調悪かったらすぐに先生に言って下さいよ?」

「は~い」

「…そういえば昨日もしんどそうでしたね」
気付いたか。と心の中で呟く。

「本当に体調悪かったら言って下さいね?」と先生は、優しく言った。

「…はい」

そして俺は、サンドイッチを口に突っ込んだ。

          ♢

「ごちそうさまでしたー!」

手を合わせ、みんなでそう言う。

「さぁ、部屋戻って荷物とるか」とボソッと言った。

「一緒に行こーぜ!」

後ろから来た手が俺の肩をぐっと抱いた。

「矢島かよ」

「’’矢島かよ’’とは、なんだ’’矢島かよ’’とは!」

「はいはいすんませんでしたー」

手を振りほどき走る。

「あっ!待てー!」

矢島の後ろに花都がついて行く。

ほんと、バカで面白い奴