どうしよ…眠い。
昨日の母の様子を思い出しては、明日が怖くて眠れなかった。

あのとき確かに幸せだと思った私もいた。
でも一瞬の夢のようなもので、
明日になったらいつもどうりに戻っているのではないかと思った私もいた。

「結由〜。起きなさーい。」
母がいる…?
「はーい」
確認をするためにも降りてみることにした。