「こうやって今まで男をたぶらかしてきたのかよ」
「え?」
「ガキの頃から夜な夜な遊び回ってたらしいからなあ?さぞココは使い慣らされてんだろうな」
そう言って男は憂の下腹部の辺りを撫で回す。
いやらしい手つきに嫌悪感が湧き上がり、腕を伸ばして抗おうとするがその手はあっさりと組み伏せられてしまった。
「今更カマトトぶってんじゃねえよこのクソビッチが」
「なっ…!?」
意味は知っていたが実際に言葉にされるのは初めてで、憂の顔にカッと熱が集中する。
予想外の初々しい反応に少し気を良くしたのか、男は悪魔のような笑みを携え一気に顔を寄せてきた。
「んぅ…!」
そのままあっという間に唇を奪われて、無理矢理舌を捩じ込まれて口内を掻き回される。
唾液の混ざり合う艶かしい水音にどうしようもない恥ずかしさを感じていると、両手で押さえられていた腕は頭上で一つにまとめられ、男の大きな手のひらで強く握られた。



