「おぉ、ここがミカセ高校か」




私の眼の前には大きなアウトレットレベルの収容施設、、、もとい学校がそびえ立っている。



まあ、門はしまっているが



あえてもう一度言おう『門はしまっているが』



こうなったのは数時間前に遡る








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「ふぁ〜、そろそろ起きよ」




ただいま朝の七時、私はリビングまで10分はかかる廊下を歩く




そしてドアを開k「おっはy(バキボコグチャ




ドアを開けると死体が一つとマミーがいr「ちょっとまって!!」




「さっきからどんだけ遮んじゃボケ!!!」




「ヒィ〜、さッ殺気しまってって」




やだ、私ったら。つい無意識に、、、、




え〜っと、とりあえず自己紹介!!




星乃 伊澄《ほしの いずみ》
運動神経抜群、頭脳明晰、容姿端麗⇐無自覚
極度の眠たがり、経営GRANDの次期取締役
BAR『ウェルギリウス』経営
Secret code:『アマリリス』
16歳



星乃 龍我《ほしの りゅうが》
見た目年齢20代(現在40歳)
初代龍華総長『赤龍』
GRANDの社長
娘LOVE




星乃 奈江《ほしの なえ》
見た目年齢20代(現在39歳)
初代龍華姫『夜姫』
GRANDの代表取締役
娘LOVE




まあこんなかんじかな。それじゃあ本編へGO!



「何ブツブツ言ってるの?」



「いや、読者様にちょっとね。それより今日はこんな時間までいていいの?仕事は?」



「実はな、、、頼む!!高校へ行ってくれ!!」



「ヤダ」 「即答!?」



「だって私高校行かずに大学いってるじゃん」



私は高校一年生を一ヶ月足らずで中退して、誕生日の4月20日に高校卒業認定試験で合格した。



今は海外の通信制大学で専門分野を学んでいるのだ。




「それがな、その高校の理事長が今年から共学校になったのに女子が全く入ってこないって言っててさ。一年だけでいいから!!頼む!!」




「ええ〜、私が行く意味ないでしょ。大学どーすんのさ。」




「また飛び級するなり、留年するなりしてくれ。もう就職先決まってるんだしさ、な?」




「でも、、、」




「伊澄は行きたいわよね?(黒笑」




「はい!行きたいです!むしろ生かして下さい!!」




母、怖し。




「じゃあ、今日から寮で頑張ってね♡」




「うん。頑張るよ、寮でぇっては!?寮制なの!?私聞いてないんだけど」




「荷造りはお手伝いさんがしてくれたから〜」




嘘でしょお手伝いさん?今日なんかバタバタして他のこれのせい?




「制服渡すから、着替えてきて。確か朝礼は8時30分よ」




「っ!はーい!」




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「あら、似合ってるじゃない」




「そりゃどうも」




制服は珍しい黒のブラウスに赤のチェックのネクタイとスカート



セーラー風の長めブレザー



よくわかんないシルバーチェーン




なんというか、、、ゴスロリみたい。まあ可愛いからいいんだけど。




「もう8時半よ〜、車またせてるからいってらっしゃ~い」




「は?ガッツリ遅刻じゃん!!もうっ行ってきます!!」





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というわけで冒頭にもどーる。




「まあそりゃ門しまってますよねぇ」




見た感じ二メートル位あるおっきい門




運転手の人に帰るよう言っちゃったし、どーしよ。




「しゃーない。強行突破しかないかあ」




キャリーケースを投げて門の内側に入れてと




「せーのッッ」




思いっきりジャンプして門の上に手をかけた




あとは飛び降りればッ




「よし、いけた」




えーっと、あとは理事長室に行けばいいんだよね。




どんな人か楽しみだな〜。







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???side



「なあ!ヤバイよ遅刻だよ!」




「知ってるっての。ギリギリまで晴が寝てるからだろ!!」




「わりぃって!!!とにかく急ごうぜ!今日の二限目だけは遅れちゃまずい!」




校舎が見えて来たとき、門の外から誰かの声が聞こえた




「せーのッッ」




瞳に入ったその姿は一目惚れに近い感覚を覚えるほど整った顔の少女




真っすぐ伸びた長い黒髪に、赤い瞳




まるで時が止まったかのような錯覚がした




「、、、きれいな花みたい」




気づいたときにはその少女は去っていってしまっていた




「何してんだよ、さっさと行くぞ!!」




「ぼーっとしてる暇があったら急げ!!」




そうだった。急がないと。




あの女の子に、また会いたいな