日常に近接した非日常で、少年は少女と出逢うー

「こいつ、始末したほうがいいかな?」

「いったい何がどうなってるんだ?」

非日常に染まり始めた少年の日常は周囲すら巻き込んで回り始めるー

「問おう。主は何が為に刃を握る」

「僕は君とは違うんだよ」

「復讐。ただそれだけの為に」

「迷いがあっては、死ぬぞ」

「焼き尽くす。過去の忌まわしき残景と共に」

近付き始めた思い、時を同じくして動き始める世界を揺るがす戦いー

「死ぬが如く生き長らえるより、誇り高き死を」

「私の前では、炎は通用しない」

「今なら言える。守るためだ」

「二人でなら、勝てる」

「全ての駒が、揃いつつある」

「さあ、始まりの祝砲を」

そして、迫られる苦渋の選択ー

「僕は決めたよ」

「本当にいいんだな」

訪れるのは終わりか、全ての始まりかー

「なんで、私なんかの為に」

〔見上げた、同じ空の下で(仮)〕

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