【大丈夫?】 「………あの… あれから風邪引いて、体調壊しちゃって…」 【…え?そうなの?】 「……はい…」 少しの沈黙の後。 口を開いたのは… 【見舞い、行こうか?】 「──えっ…?」 思いもよらない、まさかの言葉。 見舞い…? お見舞いに来てくれるの…? 「いやっ…! あの、いいです! 気なんか使わないでください…」 でも、 あたしの口から出たのは可愛くない言い訳。 ……本当は会いたいくせに。 でも彼女がいるんだからと、無理に理由を言い聞かせていた。