☆☆☆
成績表のことを思い出した私は寝る前に正樹にメールを送りました。
【人間的評価? なんだそれ】
正樹はすぐに自分の成績表を確認したようですが、やはりそんな欄は見当たらないようです。
だけど私は穂波のお母さんが言っていた『ターゲット』という言葉と照らし合わせて考えると、とても怖い感じがしたんです。
どうしてなのか、わからないけれど。
それから私と正樹は明日各自の成績表を持ち寄って確認するという約束をして、眠りにつきました。
☆☆☆
翌日の約束場所は私の家でした。
男の子を家にあげたことはないので緊張しましたが、この日の気温はまた40度近くになるそうで、テレビでは頻繁に危険な暑さだと言っていましたから、仕方ないんです。
両親が仕事に出てから帰ってくるまでには時間がありますから、その数時間だけでも成績表について調べてみようということになったんです。
もちろん、男の子を家に呼ぶことはお父さんにもお母さんにも言えませんでした。
私は両親が仕事に出たことを確認してから大急ぎでリビングと自分の部屋を片付けました。
リビングにはエアコンをつけて涼しくして起きます。
それから冷蔵庫の中に冷えた麦茶があることを確認して、製氷機の中で氷ができていることも確認します。
もしかしたら正樹は他の飲み物がいいと言うかもしれないから、麦茶の他に水で割って飲むタイプのカルピスをお歳暮の箱から取り出して冷蔵庫へ入れておきました。
これを出すときには水で割ることを忘れてはいけません。
以前ペットボトルのカルピスと同じだと思って原液のまま飲んでしまって、大変な思いをしましたから。
そうして準備が整ったところで、玄関チャイムがなりました。
慌てて出ていくとそこには正樹と、見知らぬ男の子がひとり立っていました。
「悪い。来るときに急にこいつのことを思い出して、呼んだんだ。5年生の神田っていうんだ」
私達の気まずい空気を察した正樹がそう言って神田くんを紹介してくれました。
成績表のことを思い出した私は寝る前に正樹にメールを送りました。
【人間的評価? なんだそれ】
正樹はすぐに自分の成績表を確認したようですが、やはりそんな欄は見当たらないようです。
だけど私は穂波のお母さんが言っていた『ターゲット』という言葉と照らし合わせて考えると、とても怖い感じがしたんです。
どうしてなのか、わからないけれど。
それから私と正樹は明日各自の成績表を持ち寄って確認するという約束をして、眠りにつきました。
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翌日の約束場所は私の家でした。
男の子を家にあげたことはないので緊張しましたが、この日の気温はまた40度近くになるそうで、テレビでは頻繁に危険な暑さだと言っていましたから、仕方ないんです。
両親が仕事に出てから帰ってくるまでには時間がありますから、その数時間だけでも成績表について調べてみようということになったんです。
もちろん、男の子を家に呼ぶことはお父さんにもお母さんにも言えませんでした。
私は両親が仕事に出たことを確認してから大急ぎでリビングと自分の部屋を片付けました。
リビングにはエアコンをつけて涼しくして起きます。
それから冷蔵庫の中に冷えた麦茶があることを確認して、製氷機の中で氷ができていることも確認します。
もしかしたら正樹は他の飲み物がいいと言うかもしれないから、麦茶の他に水で割って飲むタイプのカルピスをお歳暮の箱から取り出して冷蔵庫へ入れておきました。
これを出すときには水で割ることを忘れてはいけません。
以前ペットボトルのカルピスと同じだと思って原液のまま飲んでしまって、大変な思いをしましたから。
そうして準備が整ったところで、玄関チャイムがなりました。
慌てて出ていくとそこには正樹と、見知らぬ男の子がひとり立っていました。
「悪い。来るときに急にこいつのことを思い出して、呼んだんだ。5年生の神田っていうんだ」
私達の気まずい空気を察した正樹がそう言って神田くんを紹介してくれました。



