そう提案して職員室へ戻ろうとしたときでした。
廊下の奥から作業服を来た用務員さんが歩いてきました。
右手に脚立、左手に蛍光灯の箱を持っていましたから、どこかの電気が切れたのでしょう。
「こんにちは」
この小学校に長く努めている用務員さんがしわしわの笑顔で声をかけてきます。
「こんにちは」
私と正樹はすれ違いざまに頭を下げて通り過ぎようとしましたが、そこを呼び止められました。
「遊びに来たのかい?」
「いえ、穂波がいなくなったので、先生に話を聞きに来ました」
正樹が答えると、途端に用務員さんの顔色が肌色から青へと変化しました。
すーっという音が聞こえてきそうな変化に私と正樹は目をみかわせて驚きました。
「小田穂波ちゃんか……。その子のことはそっとしておいたほうがいい」
用務員さんは廊下を見回して誰もいないことを確認してから、そう言いました。
「穂波は友達です。探したいんです」
「ダメだ。子供が手出ししちゃいけないことなんだ」
私はとても真剣だったのに用務員さんに子供だからダメと言われてとても腹が立ちました。
廊下の奥から作業服を来た用務員さんが歩いてきました。
右手に脚立、左手に蛍光灯の箱を持っていましたから、どこかの電気が切れたのでしょう。
「こんにちは」
この小学校に長く努めている用務員さんがしわしわの笑顔で声をかけてきます。
「こんにちは」
私と正樹はすれ違いざまに頭を下げて通り過ぎようとしましたが、そこを呼び止められました。
「遊びに来たのかい?」
「いえ、穂波がいなくなったので、先生に話を聞きに来ました」
正樹が答えると、途端に用務員さんの顔色が肌色から青へと変化しました。
すーっという音が聞こえてきそうな変化に私と正樹は目をみかわせて驚きました。
「小田穂波ちゃんか……。その子のことはそっとしておいたほうがいい」
用務員さんは廊下を見回して誰もいないことを確認してから、そう言いました。
「穂波は友達です。探したいんです」
「ダメだ。子供が手出ししちゃいけないことなんだ」
私はとても真剣だったのに用務員さんに子供だからダメと言われてとても腹が立ちました。



