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穂波がいなくなってから一週間が経っていました。
私と正樹は午前中にコンビニで待ち合わせをして、もう1度穂波を探すことにしたのです。
この日の天気は曇りで、時々雨が降る予報だったので少しだけ涼しかったのです。
「私5時が門限になっちゃったの」
自転車で穂波と行ったことのある場所をめぐりながら私は前を走る正樹へ向けて言いました。
「そっか。まぁ、そうなってもおかしくないよなぁ」
「でもさ、あんまりこの話題を聞かないよね」
街からひとりの女の子がいなくなったらもっと沢山の人が話題にすると思っていましたが、実際はそんなことはありませんでした。
近所の大人たちはいつも通りの日常を送っているし、ゴミ捨て場に集まっている女の人たちは気温の話をしていました。
もしかしたら穂波がいなくなったことをみんな知らないんじゃないかと思いましたが、親たちも知っていることだから、きっともうみんなも知っているはずです。
そういえば、私のお父さんお母さんも穂波のことはなにも言わなくなりました。
最初に話題に出たきりです。
そんなものなのかな? という気持ちと、なんだかおかしくないかな? という気持ちと半々を持っていました。
大人たちが真剣に穂波を探しているのかどうかもわからないので、こうして正樹と一緒に穂波を探す続きをしているのです。
だけど、穂波はもともとそんなに外出する子じゃなかったので、近所の公園、本屋、コンビニを回ったらもう思いつく場所はありませんでした。
穂波がいなくなってから一週間が経っていました。
私と正樹は午前中にコンビニで待ち合わせをして、もう1度穂波を探すことにしたのです。
この日の天気は曇りで、時々雨が降る予報だったので少しだけ涼しかったのです。
「私5時が門限になっちゃったの」
自転車で穂波と行ったことのある場所をめぐりながら私は前を走る正樹へ向けて言いました。
「そっか。まぁ、そうなってもおかしくないよなぁ」
「でもさ、あんまりこの話題を聞かないよね」
街からひとりの女の子がいなくなったらもっと沢山の人が話題にすると思っていましたが、実際はそんなことはありませんでした。
近所の大人たちはいつも通りの日常を送っているし、ゴミ捨て場に集まっている女の人たちは気温の話をしていました。
もしかしたら穂波がいなくなったことをみんな知らないんじゃないかと思いましたが、親たちも知っていることだから、きっともうみんなも知っているはずです。
そういえば、私のお父さんお母さんも穂波のことはなにも言わなくなりました。
最初に話題に出たきりです。
そんなものなのかな? という気持ちと、なんだかおかしくないかな? という気持ちと半々を持っていました。
大人たちが真剣に穂波を探しているのかどうかもわからないので、こうして正樹と一緒に穂波を探す続きをしているのです。
だけど、穂波はもともとそんなに外出する子じゃなかったので、近所の公園、本屋、コンビニを回ったらもう思いつく場所はありませんでした。



