「あの、聞きたいことがあるんですけど」
佳苗ちゃん以外の子たちとはまだあまり会話したことがなかったので、緊張しました。
「なに?」
1日目のとき大笑いした子がこちらへ視線を向けます。
その顔は佳苗ちゃんよりも黒くて、白い目だけがギョロギョロと動いているようで、夜中にトイレに行くまでの廊下で出会ったら、絶対に悲鳴を上げていたと思います。
名前はユッキー。
本名は教えてくれませんでした。
「私、友達を探しているんです。小学校6年生の小田穂波って子を知りませんか?」
そう質問するとユッキーが振り向いて他の子たちに同じ質問をしてくれました。
個々でおにぎりを食べていた子たちが「知らない」「わかんないなぁ」と呟きます。
誰も穂波のことを知らないようでガッカリしました。
穂波はどこの班で仕事をしているんでしょうか?
仕事中は自分の仕事をしなきゃいけないので、そっと抜け出すことも難しいのです。
監視員にバレたらむち打ちの刑です。
どうすれば穂波と会うことができるか考えていたとき、奥にいたひとりが「あっ」と声を上げました。
「もしかしてそれって細い、ガイコツみたいな子?」
ガイコツとは随分失礼な言い方です。
だけど穂波は病弱であまり肉はついていない体つきをしていたので、私は頷きました。
佳苗ちゃん以外の子たちとはまだあまり会話したことがなかったので、緊張しました。
「なに?」
1日目のとき大笑いした子がこちらへ視線を向けます。
その顔は佳苗ちゃんよりも黒くて、白い目だけがギョロギョロと動いているようで、夜中にトイレに行くまでの廊下で出会ったら、絶対に悲鳴を上げていたと思います。
名前はユッキー。
本名は教えてくれませんでした。
「私、友達を探しているんです。小学校6年生の小田穂波って子を知りませんか?」
そう質問するとユッキーが振り向いて他の子たちに同じ質問をしてくれました。
個々でおにぎりを食べていた子たちが「知らない」「わかんないなぁ」と呟きます。
誰も穂波のことを知らないようでガッカリしました。
穂波はどこの班で仕事をしているんでしょうか?
仕事中は自分の仕事をしなきゃいけないので、そっと抜け出すことも難しいのです。
監視員にバレたらむち打ちの刑です。
どうすれば穂波と会うことができるか考えていたとき、奥にいたひとりが「あっ」と声を上げました。
「もしかしてそれって細い、ガイコツみたいな子?」
ガイコツとは随分失礼な言い方です。
だけど穂波は病弱であまり肉はついていない体つきをしていたので、私は頷きました。



