「だったらこの近くで今からでも受診可能な小児科を調べて電話してみてくれ。すぐに向かえば午前の診療で診てもらえるんじゃないか」
「……はい」
瞬の落ち着いた声と的確なアドバイスに佳純は頷いた。
(私が焦っても、この子が楽になるわけじゃない)
座っていたベンチに戻り大輝を抱いたままスマートフォンで検索すると、ここから車で五分ほどの場所に午後1時まで診療してくれる
小児科を見つけた。電話をかけるとまだ受付可能だという。名前を告げこれから向かいますと伝える。
「混んでいて時間がかかるかもしれないけれど、診てもらえるそうなので今からタクシーで向かいます」
「どこの病院だ?」
「えぇと……」
佳純は問われるままスマホの地図アプリに表示された小児科の情報を見せる。
瞬は頷くとスマートフォンに目を落とし、素早くなにやら操作した。
「今、手配した」
「手配?」
「タクシー、すぐにそこの門の前に来るはずだ。俺の名前で呼んであるから乗って向かってくれ。子ども抱いてひとりでいくのは大変そうだが大丈夫か?」
瞬はスマートフォンのアプリでタクシー呼んでくれたらしい。
「……はい」
瞬の落ち着いた声と的確なアドバイスに佳純は頷いた。
(私が焦っても、この子が楽になるわけじゃない)
座っていたベンチに戻り大輝を抱いたままスマートフォンで検索すると、ここから車で五分ほどの場所に午後1時まで診療してくれる
小児科を見つけた。電話をかけるとまだ受付可能だという。名前を告げこれから向かいますと伝える。
「混んでいて時間がかかるかもしれないけれど、診てもらえるそうなので今からタクシーで向かいます」
「どこの病院だ?」
「えぇと……」
佳純は問われるままスマホの地図アプリに表示された小児科の情報を見せる。
瞬は頷くとスマートフォンに目を落とし、素早くなにやら操作した。
「今、手配した」
「手配?」
「タクシー、すぐにそこの門の前に来るはずだ。俺の名前で呼んであるから乗って向かってくれ。子ども抱いてひとりでいくのは大変そうだが大丈夫か?」
瞬はスマートフォンのアプリでタクシー呼んでくれたらしい。



