大輝は電車やバスに乗れると聞いてから今日のお出かけを心待ちにしていた。昨夜は楽しみすぎて興奮してしまい寝かしつけるのに苦労した。
(普段どこにも連れて行ってあげられてないもんね。遊ぶのも近くの公園ばっかりだし)
お金に余裕がなく、今は旅行もレジャーも難しいが、こんなに喜ぶならたまにこうして乗り物で出かけるのもいいかもしれない。
バスに乗り込み後方の座席に寄り添って座る。大輝は走り出した車窓に張り付いて外を見ていた。
「あっ、パトカー!」
パトロール中と思われる車両を見つけ、大輝は声を弾ませる。
乗り物好きな大輝だが、特に働く乗り物に憧れていてパトカーを見つけるといつも目をキラキラさせる。
「本当だ、かっこいいね」
「かっこいい!」
「ほらほら、ちゃんと座ってないとあぶないよ」
立ち上がりそうな勢いの息子を佳純は苦笑して落ち着かせた。
バスを降りてすぐの場所に目的地の霊園はあった。
メモリアルパークと名のついたこの場所は、霊園というより公園のようになっていて、一年を通じて花が咲くように手入れされている。
(普段どこにも連れて行ってあげられてないもんね。遊ぶのも近くの公園ばっかりだし)
お金に余裕がなく、今は旅行もレジャーも難しいが、こんなに喜ぶならたまにこうして乗り物で出かけるのもいいかもしれない。
バスに乗り込み後方の座席に寄り添って座る。大輝は走り出した車窓に張り付いて外を見ていた。
「あっ、パトカー!」
パトロール中と思われる車両を見つけ、大輝は声を弾ませる。
乗り物好きな大輝だが、特に働く乗り物に憧れていてパトカーを見つけるといつも目をキラキラさせる。
「本当だ、かっこいいね」
「かっこいい!」
「ほらほら、ちゃんと座ってないとあぶないよ」
立ち上がりそうな勢いの息子を佳純は苦笑して落ち着かせた。
バスを降りてすぐの場所に目的地の霊園はあった。
メモリアルパークと名のついたこの場所は、霊園というより公園のようになっていて、一年を通じて花が咲くように手入れされている。



