大輝が歌う幼児向けアニメのオープニングに合いの手入れつつ、手を繋いで歩く。調子が外れているのもまたかわいい。
「佳純、大輝!」
スーパーの敷地を出たところで声をかけられた。振り向くと作業着を着た大柄な男性が自転車を降り、こちらに近寄ってきた。
「琉生君、お疲れ様。たしか飯田さんの家のトイレリフォームのご相談だっけ。終わったの?」
「ああ、これから事務所戻って見積もり作る」
「りゅーくん!」
「おー大輝、今日も元気だな!」
足元でピョンピョンと跳ねる大輝に二カッと笑いかけた彼は山谷琉生。柚希の三歳下の弟で現在25歳。佳純の幼なじみでもある。
明るい色髪に着崩した作業着、耳には複数のピアスの跡から分かるように彼は中高時代にグレて家族を困らせていたそうだ。
山谷家が引っ越してしまったあとのことなので荒れていたころの彼を知らないのだが、背も高く筋骨隆々といった体つきをしているので、きっとケンカも強かったに違いない。
「佳純、大輝!」
スーパーの敷地を出たところで声をかけられた。振り向くと作業着を着た大柄な男性が自転車を降り、こちらに近寄ってきた。
「琉生君、お疲れ様。たしか飯田さんの家のトイレリフォームのご相談だっけ。終わったの?」
「ああ、これから事務所戻って見積もり作る」
「りゅーくん!」
「おー大輝、今日も元気だな!」
足元でピョンピョンと跳ねる大輝に二カッと笑いかけた彼は山谷琉生。柚希の三歳下の弟で現在25歳。佳純の幼なじみでもある。
明るい色髪に着崩した作業着、耳には複数のピアスの跡から分かるように彼は中高時代にグレて家族を困らせていたそうだ。
山谷家が引っ越してしまったあとのことなので荒れていたころの彼を知らないのだが、背も高く筋骨隆々といった体つきをしているので、きっとケンカも強かったに違いない。



