別れた警視正パパに見つかって情熱愛に捕まりました

 やがて瞬の唇は佳純のそれを塞ぐ。しばらく角度を変えながら食むようにしていたが、ふいに彼の舌先が佳純の唇の隙間を割り入ってきた。

「あ、ふ……ん、んっ」

 大きな両掌で頭を固定されながら佳純の口内は彼の舌で味わいつくされる。

(こんな、キスされたの初めて……)

 今まで交わしてきたキスは戯れだったと思わせる濃厚な行為。必死で受け入れる内に瞬は片手を佳純の胸元に伸ばし器用にワンピースのボタンを外してしまった。

「あっ……」

 瞬は下着の上から胸の感触を楽しむようになぞったあと、佳純の身にまとっているもの少しづつ取り去っていく。

 一糸まとわぬ姿になったとき、佳純は羞恥で頭が沸騰しそうになっていた。

「すごく、綺麗だ」

 涙目になっている佳純を跨いだまま頬に軽くキスを落とした瞬は上半身を起こした。
 無造作にネクタイを緩め取り去るとワイシャツやインナーシャツと共にベッドの下に投げる。その仕草は、普段の彼からは想像できないほど荒っぽい。

 佳純の目に入ってきたのは瞬の露わになった上半身。服を着ている時より逞しく見える胸板や、うっすら浮き出ている腹筋に恥ずかしさを忘れ思わず目を奪われた。