「佳純、これからもなにか困ったことがあったらすぐに相談しなきゃだめだよ。彼にもだけど、私にもね」
「うん、ありがとう。柚希せんせい、頼りにしております」
「よしよし。ちなみに私、子どもたちにゆずせんせいって呼ばれてるんだ。みんなほんっとかわいくてね……」
久しぶりに会う親友との楽しい会話は、しばらく続いたのだった。
柚希と会ってから半月後の十二月中旬の金曜、佳純は仕事を終えるとアパートに帰り、身支度を整え駅から電車に乗りこむ。夕方から瞬と会う約束をしていたからだ。
今日は東京丸の内にあるホテルで食事をする予定で、ロビーで待ち合わせている。
佳純は電車に揺られながらそっと耳元に手をやった。
(イヤリングこれでよかったかな。あんまりかしこまり過ぎてもおかしいし、かといってないと寂しい気がする。オシャレって難しいな)
コートの下には駅ビルのファッションフロアで買ったネイビーのワンピースを着ている。形も色もシンプルだが、柔らかい素材なので女っぽさが出ている……と思いたい。
「うん、ありがとう。柚希せんせい、頼りにしております」
「よしよし。ちなみに私、子どもたちにゆずせんせいって呼ばれてるんだ。みんなほんっとかわいくてね……」
久しぶりに会う親友との楽しい会話は、しばらく続いたのだった。
柚希と会ってから半月後の十二月中旬の金曜、佳純は仕事を終えるとアパートに帰り、身支度を整え駅から電車に乗りこむ。夕方から瞬と会う約束をしていたからだ。
今日は東京丸の内にあるホテルで食事をする予定で、ロビーで待ち合わせている。
佳純は電車に揺られながらそっと耳元に手をやった。
(イヤリングこれでよかったかな。あんまりかしこまり過ぎてもおかしいし、かといってないと寂しい気がする。オシャレって難しいな)
コートの下には駅ビルのファッションフロアで買ったネイビーのワンピースを着ている。形も色もシンプルだが、柔らかい素材なので女っぽさが出ている……と思いたい。



