「……鮫島さんみたいな立派な方が私とお付き合いなんて、いいんでしょうか」
見た目も性格も地味な自分と、警察官として働き誰もが目を奪われるような優れた容姿を持つ彼が釣り合うようには思えなかったのだ。すると瞬は少しからかうような声を出した。
「好みのタイプは手堅い公務員、じゃなかったのか?」
「そ、それは店長が……!」
店長の悪い冗談を思い出して焦る佳純に瞬は静かに続けた。
「俺は立派な人間なんかじゃないよ。君を彼女にしたくて焦ってるただの男だ」
瞬は佳純に向かって片手を差し出した。
「もう一度言う。俺と付き合ってほしい」
こちらを見つめる瞳は真っすぐで、引き込まれそうなくらい真剣に見えた。
彼に魅了され、自分の気持ちに抗えなくなった佳純は頬を熱くしながら小さく頷く。
「……はい。よろしく、お願いします」
遠慮がちに掌を重ねると、彼はホッとしたように顔を綻ばせる。
黄色いコスモスが花咲く丘の上でふたりはそっと手を握り合った。
「それにしても、あっさり辞めるとはねぇ」
ベッドに腰かけ、親友はしみじみとした声をだした。
「バイトのこと?」
見た目も性格も地味な自分と、警察官として働き誰もが目を奪われるような優れた容姿を持つ彼が釣り合うようには思えなかったのだ。すると瞬は少しからかうような声を出した。
「好みのタイプは手堅い公務員、じゃなかったのか?」
「そ、それは店長が……!」
店長の悪い冗談を思い出して焦る佳純に瞬は静かに続けた。
「俺は立派な人間なんかじゃないよ。君を彼女にしたくて焦ってるただの男だ」
瞬は佳純に向かって片手を差し出した。
「もう一度言う。俺と付き合ってほしい」
こちらを見つめる瞳は真っすぐで、引き込まれそうなくらい真剣に見えた。
彼に魅了され、自分の気持ちに抗えなくなった佳純は頬を熱くしながら小さく頷く。
「……はい。よろしく、お願いします」
遠慮がちに掌を重ねると、彼はホッとしたように顔を綻ばせる。
黄色いコスモスが花咲く丘の上でふたりはそっと手を握り合った。
「それにしても、あっさり辞めるとはねぇ」
ベッドに腰かけ、親友はしみじみとした声をだした。
「バイトのこと?」



