「いいの? 食べる! ありがとう」
たしかこの飴は天野スミス唯のお気に入りだから、誰にもあげないって聞いていた気がする。
――その飴を私に?
「本当に、いいの?」
「いいって、まだあるから」
天野スミス唯はもうひとつの同じ飴をポケットから出した。私たちは飴を包んでいる袋を開けると同時に舐める。
「美味しいね、この飴」
「だろ?」
きっと天野スミス唯がくれた飴だから、すごく美味しく感じるのかな――。
私たちは同じ飴を舐めながら、ふたりきりで花火を最後まで見ていた。
*
たしかこの飴は天野スミス唯のお気に入りだから、誰にもあげないって聞いていた気がする。
――その飴を私に?
「本当に、いいの?」
「いいって、まだあるから」
天野スミス唯はもうひとつの同じ飴をポケットから出した。私たちは飴を包んでいる袋を開けると同時に舐める。
「美味しいね、この飴」
「だろ?」
きっと天野スミス唯がくれた飴だから、すごく美味しく感じるのかな――。
私たちは同じ飴を舐めながら、ふたりきりで花火を最後まで見ていた。
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