いつの間にか私も座ったまま眠っていた。目が覚めると辺りは薄暗くなっていた。寝すぎた――。
「天野、起きて?」
急いで天野スミス唯を起こす。
目は開いたけれど、私の膝の上で寝ぼけてぽやぽやしている彼。
少し経つと、ドーンと大きな爆発音が聞こえた。
「えっ? 何? 武器を使った新たな喧嘩?」
「違ぇよ、花火だよ!」
彼を座らせると私は立ち上がる。校庭の方向を見ると、花火が次々打ち上がっていた。私は屋上の柵に手を置く。
「花火やるんだ、知らなかった」
「毎年やってるで。豪華な花火だから、この辺に住んでる人も見に来てる」
天野スミス唯も立ち上がり、私の隣に立った。
「うわっ! すごい! この花火ってバイクだよね!」
広い空に大きく描かれたバイクの絵。
花火担当の人の趣味なのかな?
色んな色や形のバイクの花火が、次々打ち上がる。
「綺麗だね!」
花火を一緒に眺めていると、天野スミス唯はいつも舐めているイチゴ味の棒の飴をポケットから出した。
私はなんとなくその飴をじっと眺める。
「欲しいの?」
私の視線に気がついた天野スミス唯が聞いてきた。
「いや、いいよ」
「……飴ちゃん、食べる?」
「天野、起きて?」
急いで天野スミス唯を起こす。
目は開いたけれど、私の膝の上で寝ぼけてぽやぽやしている彼。
少し経つと、ドーンと大きな爆発音が聞こえた。
「えっ? 何? 武器を使った新たな喧嘩?」
「違ぇよ、花火だよ!」
彼を座らせると私は立ち上がる。校庭の方向を見ると、花火が次々打ち上がっていた。私は屋上の柵に手を置く。
「花火やるんだ、知らなかった」
「毎年やってるで。豪華な花火だから、この辺に住んでる人も見に来てる」
天野スミス唯も立ち上がり、私の隣に立った。
「うわっ! すごい! この花火ってバイクだよね!」
広い空に大きく描かれたバイクの絵。
花火担当の人の趣味なのかな?
色んな色や形のバイクの花火が、次々打ち上がる。
「綺麗だね!」
花火を一緒に眺めていると、天野スミス唯はいつも舐めているイチゴ味の棒の飴をポケットから出した。
私はなんとなくその飴をじっと眺める。
「欲しいの?」
私の視線に気がついた天野スミス唯が聞いてきた。
「いや、いいよ」
「……飴ちゃん、食べる?」



