魔法で生き残る世界

1人でスクバを背負って家に帰る。


スマホの裏のプリクラでは笑顔な私と彩希が笑っていた。



なんでだろう。

行き場のない気持ちに、涙が溢れた。



もう、誰とも話したくなくて。

この残酷な世界で生きていたくはなくて。


ごめんね。彩希の人生の分も頑張って生きようなんてそんなこと思えない。



「やっぱりお姉ちゃん失格だねぇ....。」

見上げた月は、今度は何も返事をしてくれなかった。