「一応、もう一回測るかぁ…」 私は足元に転がっていた体温計を拾い、 脇に挟んだ。 しばらく待っておこう。 窓の外にはサッカーをしている男の子たちの姿が見える。 …そっか、いま昼休みか。 いいな、楽しそうだなぁ~。