コリウスの花束を、キミに


「先生のこと、話せて良かった。
今までほぼ誰にも話せなかったから、
秘密を共有できる相手が増えて私嬉しいんだ」

「それは何より。
僕は応援してるよ、城谷さんの恋」

その温かい言葉をかけてもらったら、
黒い雲みたいに広がっていた胸のモヤモヤは
少しずつ消えていった。

「ありがとう、美川くん」