本当は、分かってるんでしょ? 「好き、じゃないです。」 私は正反対の気持ちを伝える。 だって、今好きって言ったら何になるの? 彼女っていう位置を譲ってくれるの? そんなことされても困るけど。 「そんなうそ言わないで!まだ好きなんでしょ?朝喜のことが!昨日、朝喜を見てた目が、そう言ってた!ねえ、好きなんでしょ!?」 急に、本当に急に、おとなしかった彼女が声を荒げた。