私たちが入ったお店は、レトロ感のあるおしゃれなカフェだった。 知ってるお店まで可愛いなんて、、そう思って、やめた。 だって、向かい合って座った彼女の顔が、すごく苦しそうだったから。 私はなんて言えばいいかわからなくて、言葉を探す。 でも先に声を発したのは私ではなく彼女だった。 「こんなところまで連れてきちゃってごめんね。きっと受験勉強で忙しいのに。」 そうだ。私は勉強をしなければいけない。 あの高校に合格するために。 でも、なんで知っているのだろうか。