あなたとの明日が欲しいと思った



それから二週間が経ち、今日はクリスマスイブ。




私は一人で約束のイルミネーションを見にきた。




あの日から朝喜くんは、塾に一度も来ていない。




私はよく、思い返してしまう。




横を向けばいつだって私の大好きな横顔があって、悩んでいる時にはペン回しをしていて、難しい問題を解けたときの朝喜くんは、最高に嬉しそうだったなあ。




朝喜くんがくれた一つ一つの言葉や仕草、態度、全て。




私は今でも、想ってしまう。朝喜くんが好き。




もしかしたらまた会えるんじゃないか、なんて思って朝喜くんと同じ高校を目指して必死に勉強している私は馬鹿だと思う。




そこの高校に何か魅力を感じたわけではない。




ただ、朝喜くんが受けるって言ってたから、受けるだけ。