「ところで美咲、神山亜美は説得出来たの?」 『実は…』 今日の会話を思い出しながら説明する 『…てことなのです』 「えー?あきらめてかえってきちゃったのー?」 美月がつまんなそうにいう 『まだあきらめたわけじゃない。絶対あの子を入部させてみせる。でもさ…』 「…………」 『夏の大会の話をもちだそうとしたら…さ、苦しいそうな顔、してたんだよね…』 「そうなんだ…」