璃空side


「嫌いにならない?」

「ことによる」






「あのね…
ママが出張に行ってからっていつもの事なんだけど
なんかすごく寂しくてひとりぼっちに感じるの。
ひとりじゃないのはわかってるんだけど何故か不安で彩人くんや真鈴…達も離れていくんじゃないかってすごく不安になって…つい裕翔に電話しちゃう…でも裕翔にとっては迷惑で…その…」



「なに?誰が迷惑って言った?」

「でも…」

「迷惑なんて言ってないけど?楽しくないって言ったの」

「うん。」

「迷惑なんて言ってない」

「うん。その…」

「なに?」

「どーしていいかわからないの…
あたしにとってみんな友達何だけど、みんなより裕翔の方がありのままの自分でいれるというか…でもそれが裕翔にとっては嫌でムカつくんだよね?」

「まぁ」

「どーしたらいいのかな?
裕翔にはありのままの璃空を見せてるし心を許してる気がざらなくていいくて居心地いいの。
でもそれが裕翔にとっては迷惑璃空はどーすればいい?友達辞めればいいの?わかんないの」





泣きじゃくるあたしをそっと抱きしめてきた