それぞれの生きる意味

璃空side




「大丈夫だった?」

「うん」




なんかを察したのか紗奈お真鈴があたしの方を見る


「なに?」

「なんかあったんだ」

「え?なにが?」

「隠しても無駄です」

「何を?」


意味のわからないあたしに
大きの声が飛ぶ




「あーーーー!この子鈍感なんだった!」

「ん?」


何言ってんの?





すると耳もとで



「屋上で何かあった?」

「あ!
珍しく王子だった。」

「なるほどね?何か言われた?大丈夫?」

「うん」

「なら良かった」



ありがとう。2人






もしかしたら2人のおかげなのかもしれない




でもほんとに嫌なら裕翔は何もしないし何も言って来ないはず








みんなありがとう





でもやっぱり
いちばんは譲れない