The previous night of the world revolution2〜A.D.〜

放課後。

「ルナニアー。今日帰り、ファミレス寄っていかない?」

「期間限定特盛パフェ、ってのがあるんだって!三人で食べよ!」

エルスキーとアシベルに、そう誘われた。

しかしこいつら、暇人だな。

馬鹿なんだから、少しは勉強しようとか、そういう生真面目さはないものか。

ランドエルスの猿共に、そんな良識を求めも無駄か。

「いや…今日はパスです…」

「えぇ。来ないの?」

「申し訳ないですけど…」

いつもなら、二つ返事で了承するところだ。

けれども、今日は断らせてもらうことにする。

「何?歯医者?」

その設定、まだ引き摺ってるのか。

「いえ…歯医者じゃないんですけど…」

別に、用事がある訳ではない。

「ふーん…?でも、二人じゃあのパフェ食えないかも。ルナニア来れないなら、パフェはまた後日にしようか」

「えぇぇ」

「我慢しろ、アシベル」

ぺし、とアシベルをはたくエルスキー。

彼は特に、俺に断る理由を聞いたりはしなかった。

聞いてくれても良かったんだが。

まぁ、でもエルスキーに不信感を抱かせることが出来るならそれで良い。