その日の放課後。
俺はエルスキーとアシベルに、帰りにカラオケに寄って、勉強して帰ろう、と誘われた。
ルルシーと行くなら楽しいが、こんな奴らとカラオケなんて、苦痛なだけだ。
それでも、断る訳にはいかなかった。
昨日の誘いも、その前の誘いも断っているのだから。
俺は内心で舌打ちしながらも、笑顔で了承した。
今は試験が間近だから、放課後の勉強会に誘われるのは仕方ない。
試験が終われば、かなりましになるのだが…。
仕方なく、俺は放課後に男三人でカラオケに行った。
「なーなー、知ってる?6組に凄い可愛い子がいるんだってさ」
シャーペンを動かしながら、アシベルがそんな話をし始めた。
「6組に?」
「そうそう。二人共、見たことある?」
「さぁ…見たことないですね」
「知らんな」
ランドエルスの学生になんて、興味はないからな。
しかもランドエルスは、その現代的な校風が若者に人気なのか、かなりのマンモス校である。
同じ学年でも、全く顔と名前を知らない生徒は多い。
スパイを見つけるのが困難なのは、こういう理由もあったりするのだ。
6組に可愛い子、ねぇ…。そんなに美少女なら、見てみたいかもしれない。
しかし、古今東西あらゆる美女を手篭めにしてきた俺は、求める美女のハードルは高いぞ。
少々の女だったら、うちの店にいくらでもいる。
「俺もちらっとしか見てないんだけどさぁ。あの子はヤバイ!ミューリアもめっちゃ美人だけど、ミューリアに並ぶくらいヤバイ!ちょっとミステリアスなのがまた良いんだよなぁ~」
アシベルはうっとりとしてそう言ったが、俺は内心落胆した。
ミューリアレベルなら、うちの店にゴロゴロいるじゃないか。
「へぇ…。そんなに美人なのか?名前は?」
「何だったっけ…。ちらっとしか聞いてない。ハイナだったか、ハルナだったか…」
「名前くらい覚えとけよ」
呆れたように言うエルスキー。
全くだ。アシベルのアホさと来たら、アストラエアに同情したくなるほどだな。
「試験終わったらクラス替えあるじゃん?一緒になれたら良いな~」
「その前に試験勉強に集中しろ」
「よーし!んじゃ景気付けに一曲歌うか!ルナニア!なんか入れてくれ!」
「良いですよ。じゃあ『ポテサラーズ』不朽の名曲、『もちっと☆チーポテっ』を」
「よし来た!」
「何だ、その選曲…」
エルスキーが呆れているのもスルーして、アシベルは『ポテサラーズ』を熱唱してくれた。
ちなみに、アシベルは耳を塞ぎたくなるほど音痴だった。
あぁ、つくづくルルシーが恋しい。
俺はエルスキーとアシベルに、帰りにカラオケに寄って、勉強して帰ろう、と誘われた。
ルルシーと行くなら楽しいが、こんな奴らとカラオケなんて、苦痛なだけだ。
それでも、断る訳にはいかなかった。
昨日の誘いも、その前の誘いも断っているのだから。
俺は内心で舌打ちしながらも、笑顔で了承した。
今は試験が間近だから、放課後の勉強会に誘われるのは仕方ない。
試験が終われば、かなりましになるのだが…。
仕方なく、俺は放課後に男三人でカラオケに行った。
「なーなー、知ってる?6組に凄い可愛い子がいるんだってさ」
シャーペンを動かしながら、アシベルがそんな話をし始めた。
「6組に?」
「そうそう。二人共、見たことある?」
「さぁ…見たことないですね」
「知らんな」
ランドエルスの学生になんて、興味はないからな。
しかもランドエルスは、その現代的な校風が若者に人気なのか、かなりのマンモス校である。
同じ学年でも、全く顔と名前を知らない生徒は多い。
スパイを見つけるのが困難なのは、こういう理由もあったりするのだ。
6組に可愛い子、ねぇ…。そんなに美少女なら、見てみたいかもしれない。
しかし、古今東西あらゆる美女を手篭めにしてきた俺は、求める美女のハードルは高いぞ。
少々の女だったら、うちの店にいくらでもいる。
「俺もちらっとしか見てないんだけどさぁ。あの子はヤバイ!ミューリアもめっちゃ美人だけど、ミューリアに並ぶくらいヤバイ!ちょっとミステリアスなのがまた良いんだよなぁ~」
アシベルはうっとりとしてそう言ったが、俺は内心落胆した。
ミューリアレベルなら、うちの店にゴロゴロいるじゃないか。
「へぇ…。そんなに美人なのか?名前は?」
「何だったっけ…。ちらっとしか聞いてない。ハイナだったか、ハルナだったか…」
「名前くらい覚えとけよ」
呆れたように言うエルスキー。
全くだ。アシベルのアホさと来たら、アストラエアに同情したくなるほどだな。
「試験終わったらクラス替えあるじゃん?一緒になれたら良いな~」
「その前に試験勉強に集中しろ」
「よーし!んじゃ景気付けに一曲歌うか!ルナニア!なんか入れてくれ!」
「良いですよ。じゃあ『ポテサラーズ』不朽の名曲、『もちっと☆チーポテっ』を」
「よし来た!」
「何だ、その選曲…」
エルスキーが呆れているのもスルーして、アシベルは『ポテサラーズ』を熱唱してくれた。
ちなみに、アシベルは耳を塞ぎたくなるほど音痴だった。
あぁ、つくづくルルシーが恋しい。


