アリューシャは、近所中のゴミ捨て場の場所と、ゴミの収集日を知っていた。
近所の奥様もびっくりだな。
普通の家庭ゴミだと、漁ってもめぼしいものはそんなにない。
紙くずとか、チラシのゴミを捨ててるだけだったから。
でもたまに、お菓子のゴミとか、食べかすが残っていることもあった。
こうなると占めたもの。
誰の食べかすだろうと、アリューシャは気にしない。それが食べ物であるなら胃の中に入れば全部一緒。
ゴミとして捨てられたものだから、腐っていることもよくあった。
だが、問題ない。
少々腐っていても、アリューシャの胃袋は鋼で出来ている。帝都のもやしっ子では即腹を壊すだろうが、アリューシャは平気だった。
まぁ、それでもたまに本当にヤバいものに当たって、生死の境を彷徨ったこともあるにはあるが。
大抵の場合、アリューシャは何でも食べた。食べ物かよく分からなくても、食べられそうだったら食べた。
食べるものに困ったときは、「なんか食べられそうだから」という理由で、紙とか、木のクズみたいなものも食べた。
アリューシャにかかれば何でも食べ物になる。
道端の雑草もよく食べた。アリューシャほどになると、どれが食べられる野草なのか、どれを食べると苦しむ羽目になるのか、よーく知っていた。
身を以てな。
ちなみにこの、雑草の食べ方も紹介しておこう。
アリューシャの1分クッキング。雑草の美味しい(?)食べ方。
道端の雑草を引き抜いて持ち帰り、泥を落として、水に浸してそのまま食う。
以上。
簡単だから、命が惜しくない人は是非試してみて欲しい。
ただし、食べた結果どうなったとしても、アリューシャは全く責任を取らないのであしからず。
せめて茹でれば味も違っていたんだろうが…。当時のアリューシャは、お湯で煮るということを知らなかったのだ。
ちなみにその雑草、全然美味しくなかったから、食べるものに困ったときしか食べなかった。
そのせいでアリューシャは今でも、野菜が嫌いである。
雑草だけではない。実はもっとえぐいものを食べたこともある。
動物愛護団体的な人が怒りそうだから、あんまり言わないけどさ…。その…犬とか…猫は不味かったけど、鳥とかさ。
あと、昆虫の類。
自分をゴキブリに例えておいて何だけど、ゴキブリは食べない方が良い。奴らを食べると腹を壊すぞ。
と、まぁなかなかに異食グルメを極めたアリューシャである。
二度と食べたいとは思わないけどな。
近所の奥様もびっくりだな。
普通の家庭ゴミだと、漁ってもめぼしいものはそんなにない。
紙くずとか、チラシのゴミを捨ててるだけだったから。
でもたまに、お菓子のゴミとか、食べかすが残っていることもあった。
こうなると占めたもの。
誰の食べかすだろうと、アリューシャは気にしない。それが食べ物であるなら胃の中に入れば全部一緒。
ゴミとして捨てられたものだから、腐っていることもよくあった。
だが、問題ない。
少々腐っていても、アリューシャの胃袋は鋼で出来ている。帝都のもやしっ子では即腹を壊すだろうが、アリューシャは平気だった。
まぁ、それでもたまに本当にヤバいものに当たって、生死の境を彷徨ったこともあるにはあるが。
大抵の場合、アリューシャは何でも食べた。食べ物かよく分からなくても、食べられそうだったら食べた。
食べるものに困ったときは、「なんか食べられそうだから」という理由で、紙とか、木のクズみたいなものも食べた。
アリューシャにかかれば何でも食べ物になる。
道端の雑草もよく食べた。アリューシャほどになると、どれが食べられる野草なのか、どれを食べると苦しむ羽目になるのか、よーく知っていた。
身を以てな。
ちなみにこの、雑草の食べ方も紹介しておこう。
アリューシャの1分クッキング。雑草の美味しい(?)食べ方。
道端の雑草を引き抜いて持ち帰り、泥を落として、水に浸してそのまま食う。
以上。
簡単だから、命が惜しくない人は是非試してみて欲しい。
ただし、食べた結果どうなったとしても、アリューシャは全く責任を取らないのであしからず。
せめて茹でれば味も違っていたんだろうが…。当時のアリューシャは、お湯で煮るということを知らなかったのだ。
ちなみにその雑草、全然美味しくなかったから、食べるものに困ったときしか食べなかった。
そのせいでアリューシャは今でも、野菜が嫌いである。
雑草だけではない。実はもっとえぐいものを食べたこともある。
動物愛護団体的な人が怒りそうだから、あんまり言わないけどさ…。その…犬とか…猫は不味かったけど、鳥とかさ。
あと、昆虫の類。
自分をゴキブリに例えておいて何だけど、ゴキブリは食べない方が良い。奴らを食べると腹を壊すぞ。
と、まぁなかなかに異食グルメを極めたアリューシャである。
二度と食べたいとは思わないけどな。


