昼休み。
アシベルは興奮した様子で捲し立ててきた。
「しっかし、ルナニア格好良かったなぁ~!めっちゃイケメン!ハバナさんも惚れ直したに違いない!」
「あはは…ありがとうございます」
格好良いだのイケメンだの。そんなに言うなら自分でやれば良かったものを。
見ているだけの傍観者の分際で。
「でも、ルナニア本当偉かったよ。誰かが言わないといけないことだもんな」
と、エルスキー。
お前も呑気なもんだな。じゃあ自分が言おうとか思わない訳?
あくまでも、自分はやらないんだな。誰かが言わないといけないなんて言いながら、それは「自分以外の誰か」なんだ。
てめぇがやれよ。
しかも今日の昼休みは、何故かミューリアと、それからハバナ、ことカセイまで一緒にいた。
「最近のユーシャさんへのいじめ、酷かったものね。あれは明らかにやり過ぎだわよ」
とか言いながらお前も、俺が言わなきゃ止めるつもりがなかった口だろう?
で、止めたとしても余計なことまで言うのだ。言い返しなさい!なんて無神経なことを。
お前、あのレモンティー女達に負けず劣らず、糞女だもんな。
あぁ、嫌だ。やっぱり俺、最近口が悪い。
ルルシーと話したい。ルルシーと話していたら、自然と丸くなれる気がする。
彼相手に話しているとき、俺の口に出てくるのは他人への悪口雑言ではなく、ルルシーへの愛の言葉だけだもんな。
「…」
そして、カセイ。カセイは何も言わなかった。
彼女は俺の「計画」を知っている。あのユーシャという女に俺が並々ならぬ憎しみを抱いていることを。
だから彼女は何も言わない。その意味で彼女は確かに部外者だった。
「俺もずっと不愉快だったんですよ…。見てて良い気分じゃないでしょう?」
「だよなぁ…」
「あれだけ言ったら多分もうしないと思うので、これで平和ですね」
腹の中は煮えたぎっているが、あくまでも表面上はおおらかに。
カセイ辺りは、俺の面の皮を見破っているかもしれないが。
馬鹿なランドエルスの学生達は、当然、そんなことには気がつかない。
彼らは皆、俺をかつてのルルシーのような救世主か何かだと思っている。
だが、俺はルルシーじゃない。救世主にはなれない。
むしろ、逆だ。
俺はただ、自分の獲物を取られまいと、横から掠め取っただけなのだ。
アシベルは興奮した様子で捲し立ててきた。
「しっかし、ルナニア格好良かったなぁ~!めっちゃイケメン!ハバナさんも惚れ直したに違いない!」
「あはは…ありがとうございます」
格好良いだのイケメンだの。そんなに言うなら自分でやれば良かったものを。
見ているだけの傍観者の分際で。
「でも、ルナニア本当偉かったよ。誰かが言わないといけないことだもんな」
と、エルスキー。
お前も呑気なもんだな。じゃあ自分が言おうとか思わない訳?
あくまでも、自分はやらないんだな。誰かが言わないといけないなんて言いながら、それは「自分以外の誰か」なんだ。
てめぇがやれよ。
しかも今日の昼休みは、何故かミューリアと、それからハバナ、ことカセイまで一緒にいた。
「最近のユーシャさんへのいじめ、酷かったものね。あれは明らかにやり過ぎだわよ」
とか言いながらお前も、俺が言わなきゃ止めるつもりがなかった口だろう?
で、止めたとしても余計なことまで言うのだ。言い返しなさい!なんて無神経なことを。
お前、あのレモンティー女達に負けず劣らず、糞女だもんな。
あぁ、嫌だ。やっぱり俺、最近口が悪い。
ルルシーと話したい。ルルシーと話していたら、自然と丸くなれる気がする。
彼相手に話しているとき、俺の口に出てくるのは他人への悪口雑言ではなく、ルルシーへの愛の言葉だけだもんな。
「…」
そして、カセイ。カセイは何も言わなかった。
彼女は俺の「計画」を知っている。あのユーシャという女に俺が並々ならぬ憎しみを抱いていることを。
だから彼女は何も言わない。その意味で彼女は確かに部外者だった。
「俺もずっと不愉快だったんですよ…。見てて良い気分じゃないでしょう?」
「だよなぁ…」
「あれだけ言ったら多分もうしないと思うので、これで平和ですね」
腹の中は煮えたぎっているが、あくまでも表面上はおおらかに。
カセイ辺りは、俺の面の皮を見破っているかもしれないが。
馬鹿なランドエルスの学生達は、当然、そんなことには気がつかない。
彼らは皆、俺をかつてのルルシーのような救世主か何かだと思っている。
だが、俺はルルシーじゃない。救世主にはなれない。
むしろ、逆だ。
俺はただ、自分の獲物を取られまいと、横から掠め取っただけなのだ。


