「文化祭の出し物、何が良いですかね~」
「…」
放課後。
文化祭実行委員は全員集まれ、とのことで、俺とユーシャは放課後に残って、文化祭実行委員会議に出席した。
内容は大したものではなかった。各クラス、文化祭でやる出し物を何か一つ決めてくるように、と言われただけだ。
実行委員だけで決めても良し、クラスで案を出しても良し。
とにかく何か決めれば良いのだ。
「何やりたいですか?食べ物系は準備が大変そうですし…。イベント系にしませんか?」
「…うん…」
それにしたって、このユーシャの暗いこと暗いこと。
さっきから、俺、一人で喋ってるようなもんだぞ。
カセイよりタチが悪いじゃないか。
「…やっぱり気が進みません?」
「え?」
「実行委員…あんまりやりたそうじゃなかったですよね」
「…」
図星みたいだ。
そりゃそうだ。押し付けられただけなんだから。
「頼りにはならないですけど、俺も頑張りますから。一緒に文化祭を成功させましょうよ、ユーシャさん」
「…うん」
浮かない顔だが、それでも頷いてみせるユーシャ。
あぁ、嫌だ嫌だ。シューレンの親族じゃなかったらこんな女、誰が近づくもんか。
「でも、今日はもう遅いですね。出し物は明日決めましょうか」
「…ん」
「電車ですか?バス?駅まで送りますよ」
「え?」
紳士として当然のことを言ったまでだというのに。
ユーシャは、驚いたような顔で俺を見た。
そのときに初めて、ユーシャの顔をまじまじと見た。
よく見ると、なかなか可愛らしい顔をしているじゃないか。
胸がないのが非常に残念だが。
顔だけならハーレムの会員にしてやるのもやぶさかではないが、シューレンの親族というだけでこの女には生きている価値はない。
従って、この女をハーレムに入れる気は全くない。
「こんなに遅くまで付き合ってもらったんだから、送るのは当然ですよ。未来の帝国騎士たる者、日頃の振る舞いも紳士でないと」
最高の笑顔でそう言ってやると、ユーシャは明らかに、その笑顔にノックアウトされたようだった。
自己評価が低く、ついでに男への免疫もない女には、効果覿面だな。
自分の才能が恐ろしい。今はルナニアだというのに。
「…ん。ありがとう」
照れ臭そうに俯くユーシャは、確かに可愛かった。
だが、恋愛対象には有り得ない。
あくまでも彼女は、復讐対象でしかなかった。
「…」
放課後。
文化祭実行委員は全員集まれ、とのことで、俺とユーシャは放課後に残って、文化祭実行委員会議に出席した。
内容は大したものではなかった。各クラス、文化祭でやる出し物を何か一つ決めてくるように、と言われただけだ。
実行委員だけで決めても良し、クラスで案を出しても良し。
とにかく何か決めれば良いのだ。
「何やりたいですか?食べ物系は準備が大変そうですし…。イベント系にしませんか?」
「…うん…」
それにしたって、このユーシャの暗いこと暗いこと。
さっきから、俺、一人で喋ってるようなもんだぞ。
カセイよりタチが悪いじゃないか。
「…やっぱり気が進みません?」
「え?」
「実行委員…あんまりやりたそうじゃなかったですよね」
「…」
図星みたいだ。
そりゃそうだ。押し付けられただけなんだから。
「頼りにはならないですけど、俺も頑張りますから。一緒に文化祭を成功させましょうよ、ユーシャさん」
「…うん」
浮かない顔だが、それでも頷いてみせるユーシャ。
あぁ、嫌だ嫌だ。シューレンの親族じゃなかったらこんな女、誰が近づくもんか。
「でも、今日はもう遅いですね。出し物は明日決めましょうか」
「…ん」
「電車ですか?バス?駅まで送りますよ」
「え?」
紳士として当然のことを言ったまでだというのに。
ユーシャは、驚いたような顔で俺を見た。
そのときに初めて、ユーシャの顔をまじまじと見た。
よく見ると、なかなか可愛らしい顔をしているじゃないか。
胸がないのが非常に残念だが。
顔だけならハーレムの会員にしてやるのもやぶさかではないが、シューレンの親族というだけでこの女には生きている価値はない。
従って、この女をハーレムに入れる気は全くない。
「こんなに遅くまで付き合ってもらったんだから、送るのは当然ですよ。未来の帝国騎士たる者、日頃の振る舞いも紳士でないと」
最高の笑顔でそう言ってやると、ユーシャは明らかに、その笑顔にノックアウトされたようだった。
自己評価が低く、ついでに男への免疫もない女には、効果覿面だな。
自分の才能が恐ろしい。今はルナニアだというのに。
「…ん。ありがとう」
照れ臭そうに俯くユーシャは、確かに可愛かった。
だが、恋愛対象には有り得ない。
あくまでも彼女は、復讐対象でしかなかった。


