圭衣ちゃんの車でマンションまで送ってもらい、母さまからもらったモツ煮込みを冷蔵庫へ。
久しぶりに実家でゆっくりして、かなり長居したはずなのに、まだ午後6時。雅さんが仕事を終えるには、あと数時間かかりそう。
さてと、お泊まりの支度でも始めようかな。
明日の着替えを準備していると、雅さんからメッセージが届いた。
『先にチェックインしてていいよ。今日は8時半くらいに上がれそう」
私は着替えを詰めた小さなボストンバッグを手に、雅さんと約束していたホテル9(クー)へと向かった。
さすが土曜日、しかもバレンタインデー。
ロビーはカップルで賑わっていて、少し緊張する。
それにしても雅さん、こんな日に本当によく予約が取れたなぁ。
なぜかチェックインカウンターではなく、
「直接15階へどうぞ」と案内されたけれど……、その前に、ちょっと寄り道。
パティスリーに立ち寄って、雅さんの大好きなメロンショートケーキを探す。今日は私の誕生日でもあるけれど、バレンタインデーでもあるから。チョコではなく、彼が一番好きなものを贈りたかった。
顔馴染みの女性店員さんに尋ねると、ちょうど最後の2切れが残っていた。
「よかった……!」
ケーキの箱を抱えて15階に向かうと、思わず立ち止まってしまった。そこには、専用のコンシェルジュがいるチェックインカウンターがあったのだ。
えっ、フロア専用のチェックイン?
ってことは……、この階って、もしかして特別なフロア?
案内された部屋は「『ジュニアスイート』と呼ばれるタイプで、先週家族で泊まったスイートルームの、ひと回り小さなバージョンらしい。
けれど、お部屋は十分すぎるほど豪華で、リビングとベッドルームに分かれていて、大きなジャグジー付きのバスタブまである。
テーブルの上には、ホテルからのカードと一緒にダークチョコレートでコーティングされた大粒のイチゴのスイーツが置かれていて、
花瓶には、私のお気に入りMy Little Angelのバラが飾られていた。
なんて素敵なの……!
胸がいっぱいになりながら、ケーキを冷蔵庫にしまう。
ふと時計を見ると、もう8時20分。
あと少しで雅さんが来る。
ちょっとだけ時間があるから、気分転換に……。散歩がてら、夜のカフェBon Bonに寄ってみようかな。
久しぶりに実家でゆっくりして、かなり長居したはずなのに、まだ午後6時。雅さんが仕事を終えるには、あと数時間かかりそう。
さてと、お泊まりの支度でも始めようかな。
明日の着替えを準備していると、雅さんからメッセージが届いた。
『先にチェックインしてていいよ。今日は8時半くらいに上がれそう」
私は着替えを詰めた小さなボストンバッグを手に、雅さんと約束していたホテル9(クー)へと向かった。
さすが土曜日、しかもバレンタインデー。
ロビーはカップルで賑わっていて、少し緊張する。
それにしても雅さん、こんな日に本当によく予約が取れたなぁ。
なぜかチェックインカウンターではなく、
「直接15階へどうぞ」と案内されたけれど……、その前に、ちょっと寄り道。
パティスリーに立ち寄って、雅さんの大好きなメロンショートケーキを探す。今日は私の誕生日でもあるけれど、バレンタインデーでもあるから。チョコではなく、彼が一番好きなものを贈りたかった。
顔馴染みの女性店員さんに尋ねると、ちょうど最後の2切れが残っていた。
「よかった……!」
ケーキの箱を抱えて15階に向かうと、思わず立ち止まってしまった。そこには、専用のコンシェルジュがいるチェックインカウンターがあったのだ。
えっ、フロア専用のチェックイン?
ってことは……、この階って、もしかして特別なフロア?
案内された部屋は「『ジュニアスイート』と呼ばれるタイプで、先週家族で泊まったスイートルームの、ひと回り小さなバージョンらしい。
けれど、お部屋は十分すぎるほど豪華で、リビングとベッドルームに分かれていて、大きなジャグジー付きのバスタブまである。
テーブルの上には、ホテルからのカードと一緒にダークチョコレートでコーティングされた大粒のイチゴのスイーツが置かれていて、
花瓶には、私のお気に入りMy Little Angelのバラが飾られていた。
なんて素敵なの……!
胸がいっぱいになりながら、ケーキを冷蔵庫にしまう。
ふと時計を見ると、もう8時20分。
あと少しで雅さんが来る。
ちょっとだけ時間があるから、気分転換に……。散歩がてら、夜のカフェBon Bonに寄ってみようかな。



