続お菓子の国の王子様〜結婚に向けて〜       花村三姉妹  美愛と雅の物語

彼女がそう呟いたあと、ほんの少しだけうつむいた。頬が、ほんのりと赤く染まっていてその姿に、愛しさが募って胸が苦しくなる。


「大きいとか小さいとか、関係ないよ。美愛ちゃんは、とても綺麗だ」


彼女の肩に手を添えて抱き寄せると、そっと肌を撫でた指先に、彼女の体温が伝わってくる。


甘く震える吐息が静かな部屋に響く。
彼女はそっと目を閉じ、俺の腕に身を預けた。


言葉はなくても、ふたりの気持ちはちゃんと通じていた。


優しく何度もキスを交わしながら、彼女のぬくもりに触れる。
そして静かに、ひとつの布団に身を寄せる。


「愛してる、美愛ちゃん」


彼女の瞳が潤み、微笑みがこぼれる。
その表情を胸に刻みながら、俺はそっと彼女を抱きしめた。


やがて、彼女は俺の腕の中で眠りに落ちていった。その寝息を聞きながら、俺もそっと目を閉じる。誰よりも大切な人のぬくもりに包まれながら――