コンネリシャス王国の  恋物語

そのあとはイリスと二人客間のベッドに寝っころがって女子トークに花を咲かせて夜更かしした。

新学期からは同じ高等部なので学園でも顔を合わせる機会が増える。

それも楽しみだ。

イリスは選択科目を迷っていると言っていた。

魔力はないので魔法学は選択できないのでそれは残念だ。

もう一人の親友のチリルにも紹介すると約束した。

ルルがお弁当を作っていくので今度三人でランチすることも約束した。

ジュオン王子は専科の騎士コースを取るらしいが、公務も本格的に始まるので多忙になるだろう。

あまり会うことも叶わなくなる。

それが少し辛いルルだった。

休暇期間中にまた二人でお茶会やら食事会をしようとイリスと約束して、次の日の昼過ぎに王宮を辞した。